ちくり裏事情板1-623
623 名前:今だったら色々大問題 :2001/08/01(水) 18:47
>>612の話で思い出した。
消防低学年の時、クラスには近所で有名なドキュソ一家の娘がいた。
いつも汚いカッコをしていて、ドキュソ父はアル中でダンボール回収業。
ドキュソ兄は消防高学年にしてドアをまっすぐ通れないほどのデブ
(血滴生涯っぽい)。
ドキュソ母は暴力いちゃもん系で一番恐れられていた。
そんな一家のドキュソ娘がいじめられない訳はなかったが、ドキュソ母の
負けん気が強い所はしっかり受けついでいて、ますますいじめられていた。
そんなある日…。
いつもの様に休み時間、いじめっ子がドキュソ娘をはやしたてていると、
ドキュソ娘は耐えきれなくなったのか、泣きながら教室を出て逝ってしまった。
授業が始まり、先生が
「○○さんは?」と聞くが、皆「知りませーん。」の声。
先生、いぶかしげにしながらも授業は始まったが、
しばらくして、突然教室のドアがガラッと開いた。
「うちの娘をいじめた奴はどいつじゃあー!!」
つづく
627 名前:今だったら色々大問題2 :2001/08/01(水) 19:13
>>623つづき
「うちの娘をいじめた奴はどいつじゃあー!!」
そこにはガタイのいい体を震わせゴツイ顔を真っ赤にしたドキュソ母の姿が!!
前の方の席に座っていたいじめっ子のボスの所に突進し、
「お前か、ゴルァ!!」
と右ストレートを一発。ボスはたまらず鼻血ブー。
周りの仲間がすかさず
「なにするんだ、ババア!」
と後ろから喰らいつくが、ガキがかなう相手ではない。
たちまち薙ぎ倒され、女子は悲鳴をあげて逃げまどう。
いじめっ子グループ7人くらいがゲンコを浴びた所で、呆然としていた女教師が、
「何なんですか、あなた!!」とやっと一喝。
その一言でドキュソ母は我にかえったらしく、
「スミマセン…。」とポツリ。
後には泣きわめくいじめっ子たちと女子、鼻血で染まったボスの机が残された…。
その後授業は自習になり、緊急職員会議が行われたらしいが当時消防だった私は
その後の顛末はよく覚えておりませんです。
でもそのドキュソ娘は逆境にもめげず、めでたく小学校は一緒に卒業しました。
その後すぐアル中の父が亡くなり、生活保護を受けたと聞きました。
中学校は逝かなかったみたいです。
しばらく前、地元で見かけた時はでっかい子供を抱えてました。
- 最終更新:2011-01-27 09:18:27