ちくり裏事情板1-786

786 名前:     :2001/08/08(水) 17:36
大晦日~正月に掛けて、埼玉の大神社で警備員のバイトをした時のこと。
正月の午前3時頃は、飲んで出来上がった人間が多数来るので、
こちらも一番手を焼く時間帯。その時間に、オレがお賽銭箱の警備を
していたところ、あるDQ集団の中で酔った一人が、
臨時巨大賽銭箱にダイブを敢行してくれた。
流石に、警備員としては一言言わねばならないので、
同僚の警備員がちょっと注意したら、案の定その大トラDQが暴れ出す。
終いには、「こいつ(注意した同僚)とタイマンはらせろ!」と
厨房丸出しの発言まで飛び出し、こちらの言うことは全く聞かず。

もう警備員ではラチが開かんので、当直警察官を呼んで助けて貰うことに。
オレが呼びに行ったところ、ものの一分もしない現場に駆けつけてくれた。
最初はその大トラDQに「まあ、取り敢えず警備本部に言って話聞こうじゃないの」
と優しく語り掛けていたが、そのDQが調子に乗ってその警官のハナシを
聞かず、更には「おーおー、行こうぜ!オレも話したいこと沢山あるんだからよ」
とか言い出す始末。そして、DQがその警官の服を引っ張った刹那だった。
「おい、掴むんじゃねーんだよ」
と言って、その警官はDQ(太ってた)の胸グラを掴み、軽々と上に持ち上げた。
警官の顔を見ると、さっきまでの穏やかな顔が凄まじい形相に一変。
よく見ると、体格は185cmは有りそうで、トンデモないガタイをしている。
DQも酔いが醒めたか、「あ、すんません・・」といきなり平身低頭になり、
そのまま警察が待機する警備本部に連れて行かれた。その後どうなったかは知らない。

独身の機動部隊に属する警官は、正月休みを潰されるので
やっぱり機嫌悪いんだな、と痛感。オレも空手の段位を持ってるけど、
あんな強そうで怖い人初めて見た。やっぱ警官は違う・・・。

  • 最終更新:2011-01-27 09:20:46

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